●子犬は赤ちゃん? ●子犬を迎える準備 ●2週間はそっとしてあげて
●怖い病気から子犬を守る ●しつけのスタートはトイレのしつけ ●うるさい無駄吠えを抑える
さぁ、子犬が家族デビュー!
家族の皆様は待ちに待った子犬が家に来た。ここで考えなくてはいけないのが子犬は、まだ生まれて2~3ヶ月の赤ん坊だと言う事です。自分で食事をしたり、歩いたりするので、勘違いしやすいのですが、まだ体力もなく睡眠不足になっても体調を崩してしまうヤワヤワな赤ん坊です。
環境に慣れるまで2~3週間は、ゆっくり休ませて上げてください。
実際に生活を共にしてみるとなかなか飼い主の思い通りにいかないことも出てきます。なかなかトイレを覚えてくれない、目に付くものは手当たり次第噛み付いてしまう、食事をきちんと食べてくれない、などなど…成長につれやんちゃの度合いも増していきます。でも、少し考え方を変えてください。この時期の子犬は、人間で言ってもまだ泣くことしかできない赤ちゃんと同じ時期なのです。 子犬がいたずらしない環境を人間が作り、やさしく愛情を持って接していかなければなりません。 しかしワンちゃんは、人間より強い、習性、習慣がありますので知恵のある人間側がその習性、習慣を使っていろいろなしつけの開始ができます。あきらめず、愛情を持って 繰り返ししつけをしてあげる ことによって信頼関係を育む事ができます。しつけを理解するスピードもそれぞれ違います。飼い主さんのしつけ方によっても大きく左右されますのがあせらず、じっくり子犬と向き合いながら育ててあげてください。必ずあなたのかけがえのないパートナーとなるはずです 。
ジステンパー、パルボは全国で常時発生しています。感染すると子犬を死にいたらしめます。ワクチンは、感染症の原因であるウィルスや細菌への免疫をつくるため、子犬の体にあらかじめ毒性を弱めたものを注射するもので、現在は複数の病気を弱めたものを注射するもので、現在は複数の病気を1本の注射でまとめて予防をする「混合ワクチン」を接種するのが一般的です。
生後お母さんの初母乳を飲む事で免疫力が付きウィルスから体を守ってくれますが、離乳と共に免疫力は薄れていきます。その薄れる 初期(生後6~8週間目)に 1 回目、後期(生後10~12週間目)に2回目 を接種します。2回目の接種後2週間で外に出せるようになります。 14~16週目に3回目 を接種していただくとより安全です。3回目は獣医師と相談の上接種してください。
接種を終えるまでは 他の犬に触れさせたり、地面をあるかせたり しないでください。
狂犬病の予防接種
狂犬病は国内では50年ほど発生していませんが、世界的には減少しておらず、人間に感染した場合 100 %死亡する怖い病気です。生後3ヶ月以上の子犬に 毎年1回接 種する事が 義務付け られて、このワクチンを接種せることで各市町村の愛犬飼育登録が行われます。ワクチン接種の際は子犬の体調を十分観察し、体調の悪いときは注射を避けます。また、注射の直後は興奮させたり運動させないようにしてください。
フィラリアの予防
蚊を媒介して感染するフィラリアを予防する為の薬も、 毎年5月~12月 にわたり毎年1回飲ませる必要がありますので獣医師に指導を受けてください。